一口に犬のしつけといっても、色々な方法があります。
「誉めて育てる」 「厳しくしつける」
一体どんな方法がいいのだろう? 悩んでしまうほど情報はあふれていますね。
そのどの方法も正しくもあり、ワンちゃんによっては合わないこともあります。
なぜなら、犬は人が思うよりずっと個性豊かで犬種や年齢でひとくくりにできる相手ではないからです。
それぞれに性格があり、気持ちがあり、背景があります。
相手が違えば、合う方法も変わってきます。
あみ〜くすでは、手法にとらわれず、ワンちゃんの個性を重視しています。
また、ワンちゃん自身に「どうしたら誉めてもらえるかな?」と考えさせ、成功に導くことで自信につなげるトレーニングを行います。
たくさんの「楽しい」を経験すること、そして時には「これはしてはダメなこと」も教える必要もあります。
愛情を持って気持ちを伝えること、壁にぶつかったら、一緒に乗り越えることでわんちゃんとの絆を深めていきます。
基礎トレーニングはいわゆる「服従訓練」です。
「スワレ」「フセ」「コイ(オイデ)」などの指示を犬に教えるものです。
ですが、服従訓練をした=服従する ではありません。
では、なぜ基礎トレーニング(服従訓練)を行うのか?
基礎トレーニングは犬に動作を教えることです。
実は、その「動作を教えること」が重要なのです。
動作を教えるとき、飼い主さんは「どうすれば教えられるかな?」と考え、犬を導きます。
犬にそれが伝わり、「わかった!」と理解し、繰り返し練習することでその動作を覚えていきます。
この一連の流れが、犬と飼い主さんの心を通じるきっかけとなるのです。
基礎トレーニングは「動作ができるようになること」というより、その過程が大事なのです。
犬が飼い主さんの言葉や動作に興味を持つ、そして「なにか楽しいことが起こるかもしれない!」とワクワクする…
ワンちゃんに、飼い主さんチャンネルを持ってもらうこと
基礎トレーニングを行う理由はそこにあります。
目で見えるものではないので、信頼関係ができている、とか、絆を作る…
なんて具体的にどういうことなのかよくわからないですよね。
犬には1頭1頭 個性があります。
走るのが得意なこ、怖がりさん、フレンドリーなこ、寝るのがなにより好きなこ
あなたの愛犬はどんなこですか?
まずは愛犬の個性を知り、受け止めること。信頼関係を作るにはとても大事なことです。
犬のいわゆる「問題行動」としてあげられる吠えや咬み…
その吠えや咬みはどうしておこるのでしょう?
犬になめられているからでしょうか。犬が自分の方が強いと思っているからでしょうか?
もしそうならば、その関係を改善すれば収まるでしょう。
…でも、もしも恐怖を感じ、身を守るため必死にその行動をとっているとしたら??
道具を使って、または大きな音などで脅かせばその場は収まるかもしれない。
でも、そのコの心には恐怖は残ったまま。
いつまで経っても問題は解決しないどころか、悪化していく可能性大です。
この場合私たちがすべきは、ワンちゃんの恐怖心を少しでも和らぐようにすることです。
「大丈夫だよ、この世界はそんなに気を張らなければならないほど危険に満ちていないし、
もしキミになにかあっても、私がそばにいるよ、きっとキミを守るからね。」
”この人と一緒にいたらきっと大丈夫”そう犬に伝えられること…それが絆であり、信頼であると思います。
もちろん、いわゆる「問題行動」が見られない場合にも、この安心感が信頼や絆を育みます。
まじめな飼い主さんは「ちゃんとしつけなきゃ…!」と犬を制御することばかり意識してしまうことがあります。しつけ本やテレビ、周りの飼い主さんからのアドバイスなどによって、ふと気が付けば愛犬との生活はルールだらけ!
楽しいドッグライフを送るハズが、ルールに縛られ、疲れはててしまう…
ワンちゃんにとっても、大好きな飼い主さんがいつもピリピリしていると、とても悲しいのです。
飼い主さんが頑張れば頑張るほど、愛犬との心は離れていってしまうこともあります。
まずはリラックス!
頑張りすぎて緊張した気持ちを、ほぐすことから始めてみませんか?
DogSchoolあみ〜くす は 飼い主さんとのコミュニケーションを大事にしています。
ちょっとしたお悩みでも、お気軽にご相談ください。